東京オリンピックを終えて No.10 永井葉

こんにちは　＃１０　葉月です


長かったようであっという間に終わった東京オリンピック

今振り返るとこの五年間でどれだけの時間を大会の為に費やしてきたのだろうって思っています

リオオリンピックの時に何もできなかったし、記憶にないくらい悔しい思いをしてきました。

そんな思いがあり東京オリンピックでは絶対こんな思いをしたくない

その思いからスペインや、オランダへ修行に出たり

チームでも毎日の練習に気持ちを入れて努力をしてきました。

その中でも思うように行かなかったり、辛くて苦しい時もありました。

それでも頑張ってこれたのはオリンピックがどれだけ素晴らしい大会なのかを

知っていたからです。

そして、仲間の存在と応援してくださる方の存在があったからです。

今回無観客になって改めて思ったことは応援の力がどれだけの力になるかということです。

もし、観客が入っていた中で試合をしていたら結果は変わっていたのだろうか？

っと思うこともありました。

今回沢山のサポートをいただき応援メッセージや心のこもったプレゼントもいただき

試合入る前に絶対結果を残して皆さんに恩返ししたいって気持ちになりました。

一試合、一試合行うたびに一点差のゲームしかできなくて

でも、試合ができる喜びと、日本を背負ってプレーが出来ていることに誇りを感じていました。

振り返るとここには収まりきらないくらいの課題がありますが

世界のチームと対等に戦えるってそんな気持ちにもなりました。

それでも、負けたら何も変わりません

結果を残せなかったことに悔しい気持ちでいっぱいです。

ホッケー界の未来を変えたいって夢に見てきましたが

今回も大きくは変えることが出来ませんでした

しかし、リオの時よりも見てくださった方は多く

”楽しかった”　”また見てみたい”　”感動しました”

って声を沢山いただきました。

私達の思いは伝わっているなって思ったし

結果は残らなかったけど胸を張っていいんだって思えました。

今回の経験は私の一生の宝物となりましたし、

チームメイトと頑張ってこれた日々を誇りに思います。

オリンピックまでの時間、オリンピック期間中

熱く温かいご支援ご声援をありがとうございました。

祖父がくれた言葉は達成できたかな